多くの女性が悩む「むくみ」。夕方の脚や寝起きのパンパンの顔を見るとげんなりしてしまいますよね。今回はどうしてむくみが起こるのか、その正体とメカニズム、そして具体的な原因をご説明します。むくみを何とかしたいなら、まずは知ることから始めていかなければいけません。どんどん覚えていきましょう!

むくみの正体は「余分な水分」

むくみ 水分
むくみの正体は、細胞間に存在する水分「間質液」の水分バランスが偏り溜まってしまった余分な水分です。

「間質液」は、血管から必要な量だけ染み出して細胞と細胞の間を満たしている水分で、細胞に栄養素を送り不要物を回収する役割があります。

むくみのメカニズム

間質液は体のめぐりに関わっています。
むくんでいない状態
太い血管から毛細血管までは血によって酸素や栄養素が運ばれ、そこから先は間質液を通して各細胞まで届けられます。

さらに、細胞の代謝による二酸化炭素や老廃物を回収し静脈まで送ります。

この循環がスムーズに働かないと、血に戻ってくるべき水分が留まってしまいます。
むくんだ状態
こうなるとむくんで脚や指、顔などがパンパン、太くなってしまうのです。

とくに脚は重力の影響を受けて循環しにくいため、むくみが出やすくなっています。

むくみを引き起こす6つの原因

では、なぜ水分のバランスが崩れてしまうのでしょうか。

主な原因をみていきましょう。

長時間の同じ姿勢(立つ・座る)

長時間の同じ姿勢(立つ・座る)
長時間同じ姿勢だと、めぐりが滞りやすく圧が高まってしまいます。

そうなると間質液が戻るのが難しくなり、むくみが生じやすくなります。

とくに脚はもともと重力の影響でめぐりが悪くなりやすいため、影響を受けてしまいます。

勤務中はほとんど立ちっぱなし、逆にデスクワークが中心で座りっぱなしなど、どうしても仕事中はむくみやすくなってしまいます。

冷えや血行不良

冷えや血行不良
血ははじめ心臓がポンプの役割をして送り出され、筋肉の収縮によりスムーズにめぐっていきます。

そのため冷えや貧血、衣類の締め付けなどで血行不良になってしまうと、むくみを招きやすくなってしまうのです。

水分・塩分の摂りすぎ

水分・塩分の摂りすぎ
水分を摂りすぎると、排出が追いつかず体の水分量が増えてむくみやすくなります。

また、塩分を摂りすぎると、体の塩分濃度を下げようとして水分を溜め込みむくみにつながってしまいます。

水分不足・アルコールの摂取

水分不足・アルコールの摂取

摂りすぎるとむくみの原因になってしまいますが、水分を摂らなすぎると体が脱水症状を防ぐために水分を蓄えようとしてしまい、むくみにつながってしまいます。

また、過度な飲酒をすると、アルコールを分解にするために水分が使われること、また利尿作用もあることから体の水分が不足してしまい、水分貯蓄モードになってしまいます。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れ
ストレスで自律神経が乱れてしまうと、めぐりが悪くなってしまいます。

さらに、ストレスを受けていると筋肉が緊張してしまい、よりめぐりが悪くなってむくみやすくなってしまいます。

自律神経は睡眠不足や不規則な生活習慣が続くことでも乱れてしまうので、忙しい方はよりむくみやすくなってしまいます。

ホルモンバランスの影響

ホルモンバランスの影響
女性は毎月のホルモンバランスの変化によって、水分を溜め込みやすくなる時期があります。

さらに、妊娠中は脚のむくみを感じることが多くなると言われています。

また、女性は男性に比べると基本的な筋肉量が少ないため、めぐりのポンプ作用が弱いこともむくみに悩む女性が多い理由のひとつとされています。

複数の原因でむくんでしまう人が多い!

このようにむくみの原因は様々あり、忙しい人だといくつかの原因を併せ持ってしまう可能性が高いです。

身近な悩みであるむくみ。基本知識を手にいれて対策していきましょう!

なお、むくみは病気の症状としてでているケースもあります。
むくむ期間や程度、何かしらの違和感などがあれば病院で受診することをおすすめします。